婚活中の方は、1度は耳にしたことがある結婚観。結婚観の合う方を選びましょう。結婚観は大切ですよ。お相手の結婚観を聞きましょう。お互いの結婚観を擦り合わせましょう。など、婚活中は、よく耳にする言葉ですが、結婚観って一体何?と、お考えの方もいらっしゃると思います。結婚観という言葉は何となくイメージできる方も多いと思いますが、どんなことが結婚観に含まれるの?と、曖昧な方も多いのではないでしょうか。結婚観とは、皆様のイメージ通り、ご結婚後のお互いの理想や、結婚への考え方です。お互いの結婚観を擦り合わせるということは、お互いの理想を話し合い、どうしたら結婚後、幸せな生活を送れるのかを二人で考えることを結婚観の擦り合わせといいます。ここで、注意頂きたいのは、結婚への価値観は、人様々であり、全て同じでなくてはいけない。という事ではなく、お互いの結婚観に歩み寄るために擦り合わせる。ということです。夫婦は他人です。全く違う人生を歩んできた二人が一緒になる訳ですから、価値観が違うのは当然です。大切なのは、お互いが歩み寄る気持ちを持つことです。今回は、結婚観って、どんなことが含まれるのか。確認しておく項目をお伝え致します。
まず、生活の基盤となる仕事や家事についてですが、お互い今の仕事を続けていくのか。キャリアップ、パートへの切り替え、ご出産後の仕事復帰などは、今後、お二人のお住まいにも関わる大切な項目です。お互いが今の仕事を続けていくとなると、片方に優位な立地ではなく、お互いが歩み寄り、お住まいを決めていかなくてはいけません。また、共働きということになりますと、家事の分担も、しっかり話し合うべき項目になります。お互いが、得意な家事について、分担方法について、キレイ好きなのか、潔癖なところがあるのか。また、食事で、嫌いな食べ物はあるのか、好きな食べ物は何が好きなのか。週に1度は外食をする。など、細かい擦り合わせが必要になってきます。仕事や家事は、生活の基盤になります。ご結婚後にトラブルにならないよう、しっかりと擦り合わせが必要です。
次に、大切な項目になってくるのが、お金、子供についてです。実際に生活していくにあたり、手取り、生活費について、毎月の予算、貯金、家賃や、家計の管理はお小遣い制にするのか。お金のことは、しっかり話し合わないと、結婚後、すぐにトラブルになってしまいます。また、将来設計をするにあたり、子供のことは、しっかりと話し合いましょう。いつ頃子供が欲しいのか。何人子供が欲しいのか。ご出産は、里帰りになるのか、また、もし子供を望んでも、授かりものですから、子供ができなかった場合、不妊治療はどこまでやるのか。将来設計をしながら、お金、子供のことをしっかりと擦り合わせましょう。
結婚後にトラブルになりやすいのが、ご実家との付き合い方や、友人関係、接待など、人間関係です。まず、ご実家には、年末年始やお盆に親戚の集まりがあり、顔を出すべきなのかどうか、親御様の介護や、兄弟との付き合いなど、結婚前に確認しておきましょう。また、月に1度は友人と遊ぶ時間が欲しい、職場の飲み会が多く、月に1度は顔を出さなくてはいけないなど、人間関係も予め擦り合わせましょう。そして、時間の使い方も話し合っておくべき項目です。一人の時間がなくては生きていけない。という方も多く、一人での外出、趣味に使う時間、休日の過ごし方など、結婚後にお相手に不安を与えないよう、配慮する意味もございます。しっかりと、擦り合わせましょう。
人の価値観は、生きてきた環境、出会った人で形成されていきます。結婚生活を共にする中で、お互いの結婚観も変わってきます。全く興味なかった料理に、パートナーの影響で、目覚める。といったことも少なくありません。結婚し、新たな自分を発見できることもございます。
ですから、結婚観が合わない。と、最初から突っぱねるのではなく、どうしたら歩み寄れるのか。を、話し合い、二人で楽しく過ごせる方法を見つけましょう。